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さいさいきて屋、カンブリア宮殿に登場!経営戦略がすごい! [テレビ]

こんにちは、pontaです。

さいさいきて屋」、これが今回の「カンブリア宮殿」のキーワードです。
さいさいきて屋」とは何なのか。
調べて見たところ、

この「さいさいきて屋」とは愛媛県今治市にある農産物直売所とのことでした。

saisai-2.jpg
http://www.saisaikiteya.com/xcpage/i,saisaikiteya/

地元の「何度も来て」という言葉を店名に掲げた「さいさいきて屋」、
その名の通り、今や年間120万人もの人が訪れ、地元だけでなく、
わざわざ他県から泊りがけで買いにくるお客さんがいるほどの全国最大級の
農作物直売所となったのです。

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なぜタオルと造船の町にこれほどの活況の直売所が生まれたのか!?


その秘密は完全地元密着型の経営にありました。
以下のローテーションが「さいさいきて屋」を最大級の農産物直売所へと成長させたのです。


<経営ローテーション>

1.さいさいきて屋で販売した農産物の売上の15%を手数料とする。
2.売れ残った農産物う全てさいさいグループが買い取る。
(※サイサイグループとはさいさいきて屋を経営する組織のことです。)
3.買い取った農産物をさいさいきて屋に併設されている食堂やカフェで活用。



つまり、農家の方は売り上げの15%を払うことで、持ち込んだ農産物を在庫の持ち帰りリスクを心配することなく、
安心して販売することができます。

売れ残った農産物も併設のカフェや食堂で活用しますので、
無駄がありません。

つまり15%売り上げ手数料があるため、農産物が売れれば売れるだけさいさいきて屋は儲かり、
農家さんもリスクなく商品販売ができるという「ウィンウィンの関係」を築くことに成功したのです。

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このさいさいきて屋の経営戦略の根底には、さいさいグループ代表の西坂文秀氏の思いがありました。

高齢者問題や収入面での不安から、減少傾向にあった農業という職業に対し、
もう一度農業をしてみよう」「これから農業をしたい」と思えるような、
地域に根付いた経営戦略で展開しようという、地域活性と農家への思いから始まったのです。

実際その思いは具現化し、地元の農産物にこだわった、
今治市にしかない特産物」で観光客を集客に成功しています。

なによりこの「さいさいきて屋」の存在が、地元の高齢者の方々に
新たに農業を始めようという気持ちを起こさせ、土地の活性化に成功していったのです。

さいさいきて屋では、このような新たに農業を始めようと思っている人たちのために、
定期的に「出荷希望者の説明会」、「栽培講習会」、「農業講座」などを開催しております。

そしてたくさんの農業に関する情報提供や相談に応じて農業への門を開き、
さらなる地域活性を目指して行くのようです。


とことん地元密着!


グローバル化が進む現代社会の動きと真逆なこの経営戦略こそが、
さいさいきて屋」が多くの人に求められる要因なのかもしれませんね!




カンブリア宮殿、放送は3月26日テレビ東京系22:00~です。

でわでわ


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